最近の脱税犯罪への締め付け強化平成25年に入ってから、今まで見逃されてきた各種節税(脱税)スキームの取り締まりが厳しくなってきたように感じます。 1つは確定申告期直前に逮捕されたコンサルタント、5月30日に在宅起訴されたコンサルタントによるいわゆる「無税入門」方式です。 「無税入門」という書籍が発売された頃から問題視されていましたが、要はサラリーマンが副業により多くの赤字を計上、それを事業所得として給料と相殺し、税金の還付を狙うスキームです。 報道レベルですが、逮捕されたコンサルタントは「架空の経費の計上」と言われておりましたので、見解の相違では済まされなかったのでしょう。 私のお客様でもご自身で年数万~10万円ほどの原稿料収入に対して高額の経費で赤字申告をしている方がおりました。 もう1つが、ほけんの窓口の元社長の消費税還付に関する捜査です。 同じようなスキームとして、「赤字会社を買ってきて合併して繰り越し損失の相殺」というスキームがありました。 近い将来、この方法について改正、最悪の場合は遡っての否認(過少申告加算税や利息の罰金付きでの返金)が予想されます。 投稿者: 日時: 2013年05月31日 11:00 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ トラックバック
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